あなたを苦しめるものは、あなたの本質ではない

こんにちは!

アカシックレコードリーダーのきょんです。

リーディングをさせていただいたお客様よりご感想をいただきました。

リーディングの一部とご感想をシェアさせていただきます。

目次

ブロックを外すために大切な2つのポイント

今回のご依頼は、長年苦しめられてきた様々なブロックの原因となった過去世を調べてほしいというものでした。

誰でも多かれ少なかれ心理的なブロックを抱えているものです。

それらは今世に原因があるものもありますが、多くは過去世から来ています。

そのため、今世の自分には生きづらさの原因がはっきりわからないため、ブロックを外しにくくなるのです。


ブロックを外すために大切なことは2つあります。

  • その原因をなるべく具体的に把握すること
  • その原因を客観的に捉えること

この2つが揃うと、たとえどんなにつらい過去世だったとしても、それが自分自身と同一化しているものではないことがわかり、切り離すことができるのです。

今世の生きづらさの原因となった出来事が、自分の本質とは別物であると知ることはとても大切です。

この認識が腹落ちすると、あとは手放しのワークやクリアリングワークなどでどんどん外れていき、軽やかになっていきます。

しかしやっかいなのは、私たち人間はそのブロックや傷と同一化していると勘違いしながら生きていることです。

それが勘違いであり、本来は自分の本質とは別物だとはっきり捉えられた瞬間に、それらを外すことが容易になります。

今回の過去世は、慰めの言葉が見つからないほどつらい内容でしたが、その過去世を勇気をもって直視されたクライアント様は、そこから過去世のご自身に様々な働きかけをされました。

その後どのような心境の変化があったのかも含め、リーディングの内容をご紹介したいと思います。

楽しい時間を引き裂いたもの

時代は14世紀、場所は現在のモロッコのあたりです。

5歳くらいの女の子が二人見えます。

一人は両サイドに髪を結んでいて、この子がこの時代のクライアント様の姿です(以降、”少女”と呼びます)。

もう一人の女の子はおかっぱのような髪型で、どうやら二人は友達のようです(以降、”友人”と呼びます)。

次のシーンでは9歳頃まで進みます。

相変わらず二人は一緒にいます。

どうやら大の仲良しの親友のようです。

この日二人は大人たちが農作業をしている傍らで遊んでいました。

あたり一帯麦の穂が背高く生い茂る中、二人は遊びに夢中です。

ふと、背後の茂みが不自然に揺れました。

その揺れは二人の動きに合わせてゆっくりと移動しています。

何かが少女たちをしっかり捉えているようですが、二人は一向に気が付きません。

すると突然茂みから大きな野犬が飛び出し、二人めがけて襲ってきたのです。

少女は何が起こったのか把握する間もなく突然頬に激痛が走り、友人が泣き叫ぶ声が聞こえます。

近くで作業していた父親が、慌てて走ってくるのがかろうじて見えました。

少女は、何かとてつもなく恐ろしいことが自分の身に起こっていることはわかりましたが、意識が朦朧としてきて、やがて友人の泣く声も聞こえなくなりました。

失われた存在価値

意識が戻り一命をとりとめた少女でしたが、えぐられるほど噛まれた顔には深い傷跡が残り、右目の視力も失ってしまいました。

落ち込む少女を懸命に励ます友人は、その後も時に少女の手足となって献身的に支えてくれました。

少女にとって、いつしか友人のサポートは無くてはならないものになっていくと同時に、彼女を失ったら頼れる人がいなくなるという不安もありました。

なぜなら、歩行や動作に不自由を伴うようになった少女は家族にとって負担となり、家族の中で孤立しつつあったからです。

しかしその不安は的中してしまいます。

友人の両親は、家の手伝いを優先させるため、少女のサポートを減らすように友人に言って聞かせたのです。

親友のサポートを失った少女の存在は、家族にとってさらに負担になっていきました。

やがて家族は、「うちの子じゃなくて、あの子(友人)が噛まれればこんなことにはならなかったのに」と友人の家族に対しても憎しみを持つようになっていきました。

かすかな希望を振り絞って

家の手伝いもまともにできない上、顔に深い傷が残ったことで将来嫁ぐことも難しい。

そう感じた両親は、少女が15歳の時に見世物小屋のオーナーに売り渡してしまいます。

見世物小屋では言うことを聞かないと鞭で打たれ、見物客からは顔の傷を嘲笑され、蔑まれる毎日でした。

そこに人間としての尊厳はなく、自由もなく、苦しみの人生へ転落した少女は、深い絶望や悲しみ、無力感から次第に感情や気力を失っていきます。

それでも「もっと幸せに生きたい!」というかすかな希望が少女に突発的な行動を起こさせます。

16歳になったある夜、隙を見て見世物小屋から逃げ出したのです。

捕まったら引き戻されて何をされるかわからない。

自分の命など虫けらのように潰されてしまうだろう。

絶対に捕まらずに、絶対に逃げ通さなければならない。

私は自由になるのだ。


裸足の足裏は石や枝が刺さって血が噴き出し、おぼつかない足で何度も転びながら逃げ続けました。

街頭などない真っ暗闇の中、どこを走っているのかもよくわかりません。

もう何時間逃げ続けたでしょうか。

「あっ!」

かぼそい悲鳴が聞こえたかと思うと、数秒後にドスンという音がし、あたりはまた静かな暗闇へと戻りました。

よろけながら歩くその場所が崖であることもわからず、自由を夢見た少女は足を滑らせ谷底に落ちてその生涯を終えました。

過去世の傷は今からでも癒せる

とても悲しい過去世で、リーディングしている私も涙が止まりませんでした。

でも、クライアント様のガイドがこの過去世を見せてきたということは、ご本人にそれを受け止めるだけの覚悟があると判断されたということなのです。

鑑定レポートをお届けしてからクライアント様は、過去世のご自身が経験したくてもできなかった様々なことを一緒にしてみるというイメージワークをたくさんされました。

そして、その後手放しのワークも行ったところ、過去世の不幸な自分がだんだん笑顔に変わっていき、クライアント様も癒され元気になっていったのです。

これが本来のこの方の本質なのだと感じました。

お客様のご感想

M様 女性   過去リーディング

先日は丁寧でわかりやすいリーディングをありがとうございました。

二日後ぐらいに冷静に読めるようになり、気付きがありました。

しばらく前に森の木が切り倒されているのを見て、ショックと深い悲しみで谷底に落ちていく感覚があったのですが、この時の過去世の私が感じた事だったのかもしれないと思いました。

それから、ここ3週間ぐらい、食材の買い出しや掃除、片付け等があまりできなくなっていました。
リーディングレポートを読んで、これは、無気力になっている!のだと気付くことができました。
少し元気になった時に、無気力をイメージで形にして外すと元気になって家事ができました。
でも数時間たつと元に戻りを繰り返しました。

過去世のMさんを目の前にイメージして、
一人でよく耐えたね!辛かったね(T T) 逃げて、崖から落ちて命が終わってよかった😭
天使と光を送ったり、妖精とお花を送ったり、ハグしたり、思いつく限りのことをやってみました。
そしたら、Mさんの過去世がなんとなく笑顔になってくれているような気がしました。

そして、翌日から、無気力で動けなくなることはなくなりました😮

無気力がなくなって、元気になって、いろいろやってみようとエネルギーが湧いてきました。

きょんさんに過去世をリーディングしていただくことができて
不調の原因がわかり、癒せて、元気になることができて、本当にありがとうございます(T T)
心より感謝申し上げますm(_ )m


(後日再びご感想をくださいました)

感想を送って、きょんさんからのメールを読んだ時に、
魂が救われたという言葉が浮かびました。
魂を救っていただきありがとうございましたm( _)m

「Mさんの過去世が、もっと解放して欲しいと言ってくるかもしれません。
その時は、この時代の10代の過去世のMさんが経験したくてもできなかったことを、たくさん経験させてあげてくださいね。」と、きょんさんに教えていただきやってみました。

クリスマスに一緒に遊ぼうと思って呼んでみたら、元気に現れてくれた感覚がありました。
Mさん「何して遊ぼうか?クリスマスだからキリストの7つの光線も受け取ってみよう!」
Mさんの過去世「キリストの光がいい♪」というので、一緒に受け取ってみました。
そして、落ち込むMさんの過去世に寄り添い、時には手足となってサポートしてくれた友人のところへずっと幸せでいられるように愛の光のクリスマスプレゼントを2人で届けに行きました。

Mさんの過去世の体がだんだん透明になっていっているような気がしました。
私もう行くね!と空に上がって行ってしまいました✨

最後まで読んでくださってありがとうございます♡

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